過去の展覧会
「きん魚づくし ぼんぼん」(部分) 天保13年(1842)頃 中判(前期 7/9〜7/31) |
武者絵―みなぎる力と躍動感
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鬼若丸の鯉退治 弘化2年(1845)頃 大判三枚続 (前期 7/9~7/31) 竜巻のごとき勢いで巨大な赤鯉が出現! 鬼若丸がこれを捕らえんとする緊張の瞬間! 大判三枚続の画面が繰り広げる、動と静のスペクタクル! |
美人画―江戸の粋と団扇絵の美
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子ども絵―遊びと学び
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「新板子供遊びのうち ぼんぼんうた」 天保12-13年(1841-42)頃 横大判錦絵(後期8/2~8/21) |
手をつないで歌いながら歩く江戸時代の女の子のお盆の遊び「ぼんぼん」。 「金魚づくし ぼんぼん」の金魚やおたまじゃくしも、♪ぼんぼんぼんの十六日に…と歌っている! |
風景画―近代的なアングル
「近江の国の勇婦於兼」 天保2-3年(1831-32)頃 横大判(後期 8/2~8/21) |
浮世絵の美人が、西洋風景画に飛び込んだ!?怪力女“近江のお兼”が手綱を下駄先で踏みつけて荒馬を鎮めてしまった。西洋の銅版画を下敷きにした意欲作。 |
「忠臣蔵十一段目夜討之図」 天保2-3年(1831-32)頃 横大判(前期 7/9~7/31) |
月明かりの雪の夜、音もなく吉良邸内に忍び入る赤穂義士たち。本図は“南国の真昼の景色”を描いた銅版画を緊迫感ある忠臣蔵のクライマックスの場面に変換した傑作。 |
戯画―溢れるウイットとユーモア
「源頼光公館土蜘作妖怪図」 天保13-14年(1842-43) 大判三枚続 (後期 8/2~8/21) 土蜘蛛の妖術に苦しむ頼光は、 国家の危機にもかかわらず惰眠をむさぼる将軍徳川家慶を表す。 主君の危機を知らん顔する四天王、卜部季武は老中水野忠邦だという。 妖怪たちは天保の改革で取り締まられた人々の怨念で、 悪政に対する風刺が隠された作。 |
「荷宝蔵壁のむだ書」黄腰壁 嘉永元年(1848)頃 大判三枚 (後期 8/2~8/21) 漆喰の白壁に金釘流の落書き!と思いきや、歌舞伎役者の似顔絵だ!にゃろめ! |
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「其面影程能写絵 おかづり/ゑびにあかがひ」 嘉永元年(1848)頃 大判二枚組 (後期 8/2〜8/21) |
両手に釣竿を持って陸釣りをする男。 影法師が語るその実態は…「海老に赤貝」!? |