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ミュシャ展




1章:幼少期 芸術のはじまり

1860年、現在のチェコ東部イヴァンチツェに生まれたミュシャは、幼少期から絵と音楽に興味を示しました。聖歌隊に入り、学費を稼ぎながら中学校へ通っていた頃描かれた《J》は、早世した初恋の人、ユリエ・フィアロヴァー(愛称ユリンカ,Julinka)のJです。彼女の面影は後々までミュシャに影響を与え、作品のなかへ投影されています。また、美しい女性像を描いて人気を得たミュシャには、義姉や妹、初恋の人、他にも幼馴染の少女テレザ・トラプルといった幼少期からの女性との交流が影響していたと推測されます。1章では、初期の素描、城館の装飾デザインなど、なかでもその当時に関係のあった女性にまつわる作品を紹介します。

初期の貴重な素描
アール・ヌーヴォー期の
ミュシャ作品を予感させる
早世した初恋の人
ユリンカの“J”。

デザイン画
《J(ユリンカ、ミュシャの初恋の人)》
1874年
幼馴染の少女、テレザ・トラプル

素描《テレザ・トラプル》1883年
クーエン=ベラシ伯爵のために
室内装飾の仕事をしていた時期に制作された作品

素描《天使のいるフレスコ天井画のための下絵》1887年

2章:パリ 人生の絶頂期